五十日は渋滞するってホント?!気になる五十日の謎について調べてみました!
今日はなんだかいつもより道が混んでるなぁと感じた時、
ふと思うと五十日だったなんてことありませんか?
五十日は「ごとおび」、関西では「ごとび」と読んだりしますね。
でも本当に五十日は渋滞するの?
そもそも五十日って何?という素朴な疑問を調べてみました。
五十日ってなに?
五十日とは一般的に毎月5日、10日、15日、20日、25日、
月末のことを言います。
古くから商いを行う人にとっては「五十払い」(ごとばらい)といって
ごとうびが支払いを行う日でもありました。
その五十払いが始まったのが、比叡山延暦寺の塔頭である
赤山禅院(せきざんぜんいん)と言われています。
塔頭(たっちゅう)とは、元々は高僧の墓を意味していて、
その墓の近くに弟子たちが小庵を建てて、墓を守っていたそうです。
年月が経つとともに小庵が寺院として独立し、個別の寺院となったそうで
赤山禅院もそんな塔頭の一つです。
その昔、赤山禅院には「申の日の五日」に詣でると吉運に恵まれるという
言い伝えがあったそうで、江戸時代に入り「赤山禅院は掛け寄せの神様」と
言われるようになり五日講ご縁日詣でから「五十払い」の風習ができたそうです。
※ 掛け寄せとは今でいう集金のことです。
なんで五十日は渋滞するの?
五十日は五十払いから来ていることがわかりましたが、
ではなんで五十日は道路が渋滞するのでしょうか?
毎月10日、20日は取引の決済日、
25日は給与支払い日など一般的に五十日に期限を迎える
事柄が多いため、金融機関の窓口などが混み合うことにより
結果、交通量も増えて道路も渋滞が発生しやすくなるようです。
必ずしも五十日は渋滞するわけではありませんが、
いつもより人が多く動けば、渋滞も納得いきますよね。
元々は縁起の良い日でもありますから、
イライラせずに安全運転を心がければ
きっと良いことがあると思いますよ!
最後までお読み頂きありがとうございました。