歯磨き粉に含まれるトリクロサンが危険ってホント?歯磨き粉の成分は?

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8020運動って聞いたことありますか?

8020は「ハチ・マル・二イ・マル」と読んで、80歳になっても自分の歯を

20本以上を保ちましょうという歯の健康維持を目的とした運動です。

大人の歯の本数は32本で親知らずを除くと28本になります。

そのうち20本以上が80歳になっても健康でいれば万々歳というわけです。

体の健康を保つには歯が重要とも言いますから、皆さんも歯磨きはこまめにしている

という方が多いのではないでしょうか?

ところで、歯を磨く時に使う歯磨き粉ですが、何を基準に選んでいますか?

歯が白くなる成分が入っているとか、研磨剤の有無、

はたまた好みの味があるなんていう方もいらっしゃると思います。

そんなあなたの使っている歯磨き粉に危険な成分が含まれているかもしれない?!

と知ったらドキッとしませんか?

歯磨き粉の成分を知らないと大変なことになるかも?!

今回は歯磨き粉に含まれるトリクロサンについて調べてみました!

歯磨き粉にはどんな成分が入っているの?

歯磨き粉には下記のような様々な成分が入っています。

<基本成分は?>

清掃剤(研磨剤)・・・歯表面の汚れを落とす働き
・リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウムなど。

発泡剤・・・口の中に歯磨き粉を拡散させて汚れ除去を助ける働き
・ラウリル硫酸ナトリウムなど。

粘結剤・・・成分の分離を防いで適度な粘性を保つ働き
・アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースなど。

湿潤剤・・・適度な湿り気を保つ働き
・グリセリン、ソルビトールなど。

香味剤・・・爽快感を与える働き
・メントール、ミント類など。

<薬用成分は?>

虫歯予防
・モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウムなど。

歯肉炎予防
・塩化セチルピリジニウム、トリクロサンなど。

歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防
・塩化クロルヘキシジン、グリチルリチン酸ジカリウムなど。

歯石沈着防止
・ポリリン酸ナトリウムなど。

知覚過敏抑制
・乳酸アルミニウム、硝酸カリウムなど。

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トリクロサンってどんなもの?

この中で主に歯肉炎予防として含まれているのがトリクロサンです。

トリクロサンは殺菌、抗菌性を高めるために歯磨き粉だけではなくて、

石鹸、ボディーソープ、まな板などの台所製品、玩具などにも使われているそうです。

もしかしたらあなたの家にある抗菌と表示されている手すりや玩具にも使われているかも?!

では、なぜトリクロサンが危険と言われているかというと、

抗生物質に耐性を持つ細菌の増加を高めているという研究結果が出ているからなんです。

皆さんもなんらかの病原菌に感染した場合、病院へ行って抗生物質を処方されると思いますが、

その抗生物質が効かない細菌を増やす原因の一つとされているんだそうです。

米国では石鹸やボディーソープへの添加を禁止しているそうですが、

まだまだ多くの日用品に使用されています。

日本でも米国の発表を受けて安全性が確認されていないという理由からトリクロサンから

イソプロピルメチルフェノールといった代替成分に変更が進行中です。

薬を飲んでも治らないなんてちょっと考えただけでも怖いですよね?!

疑わしいものは使用しないことが一番です。

皆さんも抗菌、殺菌を謳っている商品を手にする際は成分表の確認をオススメします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

少しでもお役に立てたなら幸いです。

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