宅急便と宅配便って何が違うの?魔女の宅急便との意外な関係とは?

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インターネットが普及して買い物も昔に比べると格段に便利になって
欲しいものがいつでも手に入る時代になりましたね!

そんな生活に今では欠かせなくなった宅急便ですが、
皆さん宅急便と宅配便の違いって何?と思ったことありませんか?

宅急便でも宅配便でもどちらでも会話は成立しますから、
普段意識しないで使ってる方がほとんどだと思いますが、
厳密には宅急便と宅配便は別物だったのです。

宅急便と宅配便の違いについて調べてみると
「宅配便」は一般的な小口貨物配達サービスのことで、
「宅急便」はヤマト運輸の商標登録となり、
ヤマト運輸しか使用することができないんですね。

そう言われてみると、佐川急便のドライバーさんは
「宅急便のお届けで〜す!」とは言わないですね。

宅急便の生い立ち

では、宅急便という言葉はいつから使われるようになったんでしょうか?
ヤマト運輸が小口貨物の特急宅配システムとして
「宅急便」の商標登録をしたのは1976年(昭和51年)1月のことで、
今(2016年)から40年も前のことのようです。

その頃、荷物を送る手段として主に利用されていたのが、
郵便局でしたが、郵便局が扱ってくれるのは6kgまで、
それ以上の重量になると頑丈に梱包し荷札をつけて国鉄の駅まで
持っていかなければならなかったそうです。
今では電話一本で集荷に来てくれますから、便利になりましたね。

驚くことに宅急便初日に発送された荷物の個数はたった11個だったそうです。
3年後には年間1000万個、2014年には年間15億個達成したそうなので
すごい成長ぶりですね。

15億個って積み上げたら、富士山何個分なんでしょうね?(笑)

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魔女の宅急便って?

ここで気になったのが、スタジオジブリの名作「魔女の宅急便」!
「宅急便」が商標登録だったら使っちゃダメですよね?!
だって商標って言うのは「誰が作った商品か?」「誰が提供しているサービスか?」
ということを表しているわけなので、ヤマト運輸のサービスのことのはず!?

ご存知の方もいるかもしれませんが、魔女の宅急便は元々は
作家の角野栄子さんが執筆された第1作から第6作まである作品です。

第1作を作成された時点では、「宅急便」が商標登録であることを
知らなかったため、魔女の宅急便と命名されたようです。

その後、映画化に際し制作会社としての参加をスタジオジブリからヤマト運輸へ
打診したようですが、当初は難色示していたようです。
しかし、作品に黒猫が登場することが
ヤマト運輸のイメージキャラクターと合致して、制作に参加することとなり
「魔女の宅急便」という名前もそのまま使われるようになったそうです。

黒猫が取り持った縁なんて、なんだか可愛らしいエピソードですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
少しでもお役に立てれば幸いです。

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