蛍狩りってなんのこと?意味と時期について解説します!

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“蛍”って近頃まったく見かけなくなってしまいましたね。

わたしの記憶にあるのは、小学生の頃に東北の田舎でみたのが最後でしょうか。

かれこれうん十年も前の話です。

そんな蛍ですが、皆さん”蛍狩り”っていう言葉をご存知ですか?

狩りの意味は辞書で調べると、皆さんのイメージするところの

「山野で鳥獣を追いかけて捕らえること」とあります。

蛍狩りも蛍を捕まえて、観賞用として飼育する?

まさか、今となっては貴重な蛍を捕まえて売り飛ばしてしまう?

そんなことをふと疑問に思ったので、蛍狩りの意味や時期を調べてみました。

蛍狩りとは?

蛍は夏になるとキレイな小川のそばで、お尻を光らせて飛んでいるところを

イメージされると思いますが、全部の蛍が光るわけではないって知っていましたか?

世界には約2000種類の蛍が生息していて、日本にも約40種類の蛍がいるそうです。

その中でもお尻が光るのはゲンジホタルとヘイケボタルなどの数種類だけ。

お尻を光らせることによって仲間とコミュニケーションを図っているんですね。

さて、蛍狩りの意味ですが、狩ると言っても

実際に蛍を捕まえることよりも、

紅葉狩りなどと同じ意味で使われることが主流なようです。

蛍の光を鑑賞しながら季節の風物詩として楽しむことなんですね。

ちょっと安心しました。

この蛍狩りは古くは平安時代、伊勢物語や源氏物語などにも登場し、

その頃から蛍狩りは庶民の生活でとっても身近なものだったようです。

また、蛍の光を静かに燃える恋心という自身の恋愛に喩えて

想いにふけっていたようで、なんともロマンチックですね。

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蛍狩りの時期は?

そんな蛍狩りですが、地方により多少異なりますが、

ゲンジホタルは5月から7月にかけて、ヘイケボタルは6月から8月にかけて

が一般的に鑑賞できる時期となります。

鑑賞に適しているのは風がない、月明かりがない、湿度が高い夜が最適です。

東京近郊でも自然公園や里山で野生の蛍が鑑賞できるところがあります。

蛍狩りで検索するとお近くの蛍狩りスポットを探せると思います。

お子さん連れで、はたまた淡い恋に想いを馳せにお一人で、

今年は蛍狩りでゆったりとした夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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