ラジオのAMとFMは何が違うの?!音の違いはナゼ起きる?

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学生時代は布団に入って深夜ラジオを聴きながらそのまま眠ってしまい

次の日、友達に内容を聞いて、そのラジオの話であ〜でもない、

こ〜でもないと他愛のない話をよくしていました。

最近は携帯、スマートフォンも普及して

自宅でラジオを聴く機会も少なくなってしまいました。

ラジオはもっぱら車の中で聴くのが定番ですが

皆さんはラジオをよく聞かれますか?

テレビのように顔や動きも見えない中で

話をしている人の声のトーンや話し方で

色々な想像ができるのもラジオの楽しみの一つでもありますよね。

ラジオというとAMFMという区分けがありますが、

その違いは?と聞かれるとなかなか説明に困ってしまうのではないでしょうか?

そんな知ってるようで知らないAMラジオとFMラジオの違いを調べてみました!

ラジオの歴史

アンテナ

世界で初めてラジオの公共放送をしたのは

今から100年近く前の1920年アメリカ・ペンシルバニア州にある

KDKAという放送局で放送内容は大統領選挙結果だったそうです。

日本はというとアメリカに遅れること5年の1925年に

日本放送協会(NHK)の前身、東京放送局が初めてラジオ放送を開始、

日本もアメリカもラジオのスタートはAM放送だったようです。

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AMとFMの違いは?

AMとはAmplitude Modulationの略で振幅変調と呼ばれるものです。

振幅変調とは送信する情報を

搬送波の振幅(波の高さ)を信号で変化させて伝達する方式です。

一方のFMとはFrequency Modulationの略で周波数変調と呼ばれます。

こちらは振幅ではなく周波数の変化によって伝達する方式です。

物理の授業のようですが、振幅は振動の中心地点から

一番遠いところまでの長さのことで、周波数とは1秒間に繰り返す

波の数を表したものです。

特徴としてはAMは送電線や配電線、電化製品などの

外的要因で雑音が発生しやすいことが挙げられますが、

電波が上空の電離層と地面の反射を繰り返し遠くまで聞こえます。

夜になると受信感度が良くなったり外国の放送が聞こえたりするのは

昼間と夜間では電離層に変化があり、地上近くの電離層が消えることにより

反射距離も長くなり遠くの電波も拾えるようになるからだそうです。

FMの特徴はというと、電波が強く雑音の影響を受けにくいため

音質もAMに比べると良いですが、超短波という電波のため

伝わる範囲はAMに比べると狭くなります。

雑音の影響が少ないと言われてきたFMですが

最近ではFM帯域の雑音を発するLED照明機器などが

原因で受信障害を発生するケースもあるようです。

FMで雑音が入るようになったと感じた時は

LEDが悪さをしているかもしれませんよ!

AMとFMは電波の送信方法の違いで、音質や受信範囲も変わってくるんですね。

夜な夜な外国の放送の受信にトライしてみるのも面白いかもしれませんね!

少しはお役に立ちましたでしょうか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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