七草粥はいつ食べるのが正解?!朝と夜どちらがいいの?!
冬休みに入ってクリスマスでプレゼント交換や
家族でちょっとしたパーティーをして
気持ち良い新年を迎えるための大掃除。
あっという間に大晦日、コタツに入ってテレビを見ながら
年越しをして、三ヶ日は親戚が集まっておせちを囲みながら
飲んだり食べたり、子供の頃はお正月にお餅を何個食べたか?
競い合ったりもしませんでしたか?
年末年始はどうしても不摂生になって食べ過ぎ飲み過ぎになってしまう
人も多いと思いますが、皆さんは七草粥を食べますか?
疲れた胃腸を休ませる七草粥ですが、
いつ食べたらいいのか?知っていますか?
朝と夜どちらに食べるのが正解なのか?気になったので調べてみました!
七草粥とは?
七草粥はお正月の飲食で疲れている胃腸を休める意味と
無病息災を祈念するためということが古くから伝えられています。
もともとは人日の節句といって一年に5回ある五節句一つでもあります。
五節句とは中国から伝わったとされていますが、
季節の変わり目に無病息災や五穀豊穣を願う節目の日という意味合いがあるそうです。
五節句とは?
・人日(じんじつ) 1月7日 七草の節句
・上巳(じょうし) 3月3日 桃の節句(雛祭)
・端午(たんご) 5月5日 菖蒲の節句
・七夕(しちせき) 7月7日 七夕(たなばた)
・重陽(ちょうよう) 9月9日 菊の節句
七草粥は地方によって、材料が多少異なることもあるようですが、
一般的にはせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの
七つを指し、6日の夜に七草を細かく刻んでおき、7日の朝に炊いたおかゆに
七草と塩を入れて作ることが正解とされているところが多いようです。
七草の栄養・効果
七草にはどんな栄養・効果が含まれているか?というと、
・せり
食物繊維が豊富で、ビタミンKや葉酸も多く含みます。
・なずな
ぺんぺん草とも呼ばれ、鉄分を多く含みます。
・ごぎょう
咳止め効果があり、風邪にも良いとされています。
・はこべら
利尿効果や止血作用があるとされています。
・ほとけのざ
解熱や鎮痛作用があるとされています。
・すずな
胃腸の消化を助ける働きがあるとされています。
・すずしろ
ビタミンを多く含み、胃もたれにも効果があるとされています。
昔の人の知恵は素晴らしく、七草はとても体にも良い食材なんですね。
最近ではスーパーでも七草粥セットが売られていますので、
疲れた胃腸にピッタリの七草粥を食べて今年も一年元気に頑張りましょう!
少しはお役に立ちましたでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。