美容や健康には欠かせないと言われているビタミンですが、
ビタミンを摂りすぎると体に悪影響を及ぼすことがあるって
知っていましたか?
摂りすぎても余分なビタミンは体から排出されると
聞いたことがある人、だから大丈夫と思っていませんか?
でも実際はそう単純ではないようなんです。
ビタミンは体にとって重要な要素ですが、
副作用にも注意して正しく摂取する必要があるんです。
今回はそんなビタミンの摂りすぎでどんな影響があるのかを調べてみました!
ビタミンはいくつある?
一言にビタミンと言っても種類は沢山ありますよね、
いったいどれくらいあるんでしょうか?
ビタミンには水溶性という水に溶けるものと
脂溶性という水には溶けないけど油に溶けるものの2種類があります。
水溶性は
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、
ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの9種類です。
脂溶性は
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類です。
トータル13種類がビタミンとされています。
摂りすぎても体から尿として排出されると言われているのは
水溶性のビタミンのことで、脂溶性は体に吸収されやすく
尿として排出される割合が少ないため、過剰摂取による
副作用に注意が必要とされているようです。
脂溶性ビタミンのそれぞれの特徴は?
脂溶性ビタミン4種類
・ビタミンA
目の健康を維持したり、皮膚や粘膜の免疫力を向上する働きがあるとされています。
過剰摂取した場合の症状は、
頭痛、食欲不振、嘔吐、皮膚が荒れるなどが挙げられます。
ここで注意が必要なのは、この症状がビタミンAが不足した時の症状と
同じというところです。
・ビタミンD
骨や歯を丈夫にする働きがあるされています。
ビタミンの中では唯一、紫外線を浴びると体の中で作られます。
過剰摂取した場合の症状は、
頭痛、嘔吐、筋力の低下などが挙げられます。
またカルシウムを溶かして骨を弱くしてしまうこともあるそうです。
・ビタミンE
血管や肌の老化防止や血流を改善する働きがあるされています。
過剰摂取した場合の症状は、
下痢、嘔吐、肝機能障害、骨粗しょう症などが挙げられます。
・ビタミンK
骨や歯を健康に保つ働きがあるとされています。
過剰摂取した場合の症状は、
胃腸障害、肝機能障害、嘔吐などが挙げられます。
これらのビタミンの過剰摂取は、
通常の食事が原因でなることはほとんどないそうです。
ビタミン剤などのサプリメントなどの過剰摂取が原因のことが多いようです。
サプリメントも用法・用量を守れば有効な手段だと思いますが、
簡単に手にできてしまうため注意が必要のようですね。
やはり年に一度は健康診断をして、お医者様とも相談しながら
服用するのがオススメのようです。
今回記載した効能、副作用は一般的に言われている内容です。
少しでも体に不調を感じるようであれば自己判断はせずに
掛り付けの病院で受診されることをお薦めします。
少しはお役に立ちましたでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。