ナルシストとナルシシストの違いって何?そこには意外な真実が!!

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最近テレビなどで耳にする「ナルシシスト」

という言葉が気になっているのですが、

皆さんは違和感ありませんか?

「ナルシスト」という言葉は昔から使われている言葉だと思うのですが、

「ナルシシスト」という「シ」が一つ多いとても言いづらい言葉は

どういう意味なのか?

「ナルシスト」と「ナルシシスト」の違いについて調べてみました!

そもそもナルシストとは?

「ナルシスト」とは、英語表記では 「Narcist」 と書きます。

意味を辞書で調べてみると「自己陶酔型の人間、うぬぼれやさん」とあります。

自分の容姿に自信満々、仕草など態度にも表れてしまう人のことですね、

これは皆さんもイメージ通りなのではないでしょうか?

ナルシストの語源は、ギリシャ神話に登場するナルキッソス

という少年が元のようです。

(ナルキッソスはフランス語ではナルシスと呼ばれます。)

ナルキッソスは川の神様と女神の間に生まれ、

容姿端麗でとても美少年だったそうです。

また、出生時には予言者から自分の姿を見なければ長生きできると

言われたという伝説が残っている程、他の人とは違っていたんですね。

そんな美少年ですからとてもモテたようなのですが、

恋愛には興味がないのか言い寄ってくる人たちに

ことごとく冷酷な態度をとっていたようです。

ある時、ナルキッソスに冷たくあしらわれた乙女が

復讐の神であるネメシスにナルキッソスにも

「身を焦がすような叶わぬ恋をさせて欲しい」と頼み神はそれを受け入れました。

そんなことは知らないナルキッソスが狩りで疲れた体を

休めるため泉にやってきます。

そして、水を飲もうとした時に水面に映る美少年に恋をしてしまいました。

そうそれは紛れもなく自分の姿なのですが、

鏡を見たことのないナルキッソスにとっては叶わぬ恋の相手だったわけです。

寝食を忘れて水面に映る自分を見つめていたナルキッソスは

次第にやつれやがて死んでしまったそうです。

しかし、泉のほとりにあるはずの亡骸がどこにも見つからず

そこには水仙の花が咲いていたそうです。

水仙の花言葉「ナルシスト」も「ナルキッソス」が元と言われています。

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ナルシシストとは?

ではナルシシストとは一体なんでしょう?

ナルシシストとは辞書ではナルシシズムを呈する人とあります。

ナルシシズムは自分の容姿に陶酔し、自分自身を性愛の対象とする傾向、

自己愛とあります。

これはナルシストと同じ意味合いですね。

本来、ナルキッソスのフランス読みである Narcisse(ナルシス)に

人を表す ist を付加した Narcissist(ナルシシスト) が正しいようです。

ナルシストとは和製英語のようなもので本来はナルシシストでした。

日本人が耳で聞いて発音した時にナルシストとなったんですね。

ナルシストとナルシシストが同じ意味だということがわかりました。

ギリシャ神話が元だったということと、水仙の花言葉がナルシストだと

いうことを初めて知りました!

少しはお役に立ちましたでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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